blog

あいのうた

Posted on 2016-03-02

この歌には3人の主人公の物語が数行で書かれてある。

夢の為に恋を捨てたり、恋の為に譲ったものがあったり。
人生の中で全てのものは手に出来ないとどこかのタイミングで気づく時がある。
1番の主人公は、何かの為に何かを犠牲にしてきた人なのだろう。
だが、結果、自分らしくあるためにやってきた事が、自分らしさを失う事になっていた。
自分のアイデンティを愛する人の中に求める。
たった一つのきっかけを求め褒めてくれないかと。

2番の主人公はいつだって自分自身を犠牲にする事で自分を保ってきた人なのだろう。
逃げる技だけがうまくなって、とりあえず笑いに変える。
だけどエレベータを待つ時の間、ビルの窓ガラスに映った自分、コンビニで晩ご飯を悩んでいる時、ふとした瞬間にそんな自分に嫌気がさしてしまう。
愛する人の中に本当の自分を確かめるように「笑わずに私を見つめて」と願う。

夢と言うのは残酷だ。
叶えても叶わなくても夢は覚めるものだ。
目覚めの時は必ず訪れる。
3番の主人公も一歩も進めない状況が、自分の意志ではなく、もう夢から覚めなさいといわれているかのように、目の間に大きな線を引かれた気持ちになっている。
「こっから先はなれる人、こっからそっちはなれない人」と言われているように。
自分自身、もうこの線を超える自信はとっくの昔にない。
それでももう一度だけ、あと一度だけ挑戦してみたいんだ。
そう願い愛する人に好きだとは違う愛を求める。

愛は恋愛だけはない。
まどみちおさんが言っていた。
「恋」は人にするもの。
「愛」は森羅万象全てのものにあると。
僕らは犬に恋をしないが犬を愛する事は出来る。
僕らは海に恋をしないが海を愛する事が出来る。

愛とはそう言うものなのだ。

あいはきっかけと勇気と、ふとしたときの指針となる。
しっかり目を見開き耳を澄ませば愛はあなたのすぐそばにある。
あなたにとってのこの歌のように。

あいのうた届きますように。

 

 

しげる

RSS Feed  Posted in blog | No Comments »

Related Posts